道程はRoskilde-Frederikshavn-Skagen-Frederikshavn-Sæbyです。
電車待ってる間に日付が変わったので、ちょっとだけRoskildeが入ってますです。
Roskilde(Inter City)
23時で駅舎からホームに追い出されて早2時間。ようやっと電車が来ましたよー!ちなみにInterCity(以下IC)のスタンダードはKøbenhavnからの乗客で満席。
うちがリザーブした席は二人掛けの窓際だったのだけど、赤ちゃん連れのご夫婦が二人で占拠してまして。
これで疲れてなきゃ譲りもしたんだけど、さすがに待ち疲れてたので申し訳ないが旦那さんに席を立ってもらった。
てかぶっちゃけ、うちはその席分の料金払ってるんで間違った行動じゃないはず。
……ええ、良心の痛みよりも足と腕の痛みの方が遥かにでかかったんです。だからごめんね許してね。
うとうとしてるうちにいつの間にか海を渡っていたらしい。てか、あんなに人だらけだったのにいつの間にか結構減ってる。例の一家もいなくなってた。
Odenseまではまだみたいだけど、結構皆さん降りるんだねぇ。
Odenseに付いた時点で元々いた客の半分は降りてんじゃなかろうかってくらいガラガラだったんだけど、Jyllandに入ったらもう本当に人がいない。
隣の席も空いたので、これ幸いと横になって寝ようと思う。あー、これで明日はちょっとは身体楽なはず!
やっぱり電車内が寒い。いつもはアメリカで買ったあっちのメンズXLなコートを持ってるんだが、今回は荷物を減らす事を念頭に置いてたため持ってきてないんだな……
仕方がないのでニットをもう一枚引っ張り出して着て、更にバスタオルを布団代わりに被ってみた。うん、結構あったかい。これで何とか寒さを凌ごう。
6時すぎに目が覚めた。ので、ケータイのアラームをすかさずオフにする。
人がほとんどいない(車両にうち含めて3人だけ)のだけど念のためPCとお金の入ったバッグをお供にお手洗いへ。
てか、今になって気づいたんだが、どうやらIC内ではネットが使えたらしい。なぬー!?
でも到着まであと30分もない状態じゃ荷物片付けたり学校から持ってきたオレンジ食べてる間に過ぎちゃうー……今度IC乗る時に試すぞ!
Frederikshavn
7:10 Frederikshavn到着。すんごいちっちゃい駅だ。でもコインロッカーはあった。あー、よかった。これでまたロッカーなかったらちょっとSkagen行き断念したかもしれん。マジで。
でも小銭がないんで売店が開くのを待つか……
ちなみに駅のトイレは軒並み2DKKを要求してくる。背に腹は変えられんので払いましたよ。ええ。
ちくしょう、いい商売してやがんぜ……!
DBSのゾーンマップを眺めてみたところ、どうやらSkagenまでは6Zonerで今夜の宿のあるSæbyは3Zonerらしい。うわあ、ゾーン数が倍数とかおいしすぎじゃないですか。
……て事はなんだ。3ZoneのKlippekort買えば多分Ålborgまで持つんじゃないか?
だってSkagen往復が2回刻印×2でSæbyまでが1回刻印。で、FrederikshavnからÅlborgが11Zonerだから、Sæbyからだと単純計算で8ZonerだからKlippekort的には3回刻印。つまり2回分余る感じ。
しかも3ZonerのKlippekortが177DKKに対して、単品でチケット買ってると54×2+28+81とかで200DKK超えるんだぜ。
というわけでKlippekort購入決定――はいいものの、チケット自販機で10回Klippekort売ってねぇ!
仕方ない、売店が開く8時まで待つか……まあ、どうせロッカー使うためにも両替せにゃならんからどっちにしろ待たねばならんのだけどさ。
駅の向こう側のバス停にバスが到着したらしい。乗客と思しき人たちがちらほらやってきた。
……んん?待てよ。バスでもKlippekort買えないか? という事で突撃してみた。買えた。やったね!
でも両替してもらうの忘れてた。まあ、売店が開くまであと10分だし、これくらい待つか。
売店で朝食を買うついでに両替してもらう。
てか、ちゃんとデン語でスコーン買えたよ! 学校で習った事がちゃんと役に立ったよ! 両替してくださいは英語だったけどね!
Skagen行きの電車が来るまで1時間半あるので、ひとまず荷物をコインロッカーに突っ込んで、Frederikshavnの町をふらりと回る事にしよう。
思ったとおり、Frederikshavnの駅前の町はすんごいちっちゃかった。一回りするのに30分かかったか?ってくらい。
日本から「アンデルセンください」っていう、かなーり情報が古いものの、デンマークを一回りした旅行絵日記を持ってきていたのだけれど、それに乗っていた円形教会も見たけど、なんか異様な雰囲気だった。
にしても、改めて考えると今日って日曜日なんだよな……うーん、日中戻ってきても店開いてるのか……?
Skagen行きはローカル線と知って、きっと電車もこぢんまりとした車両なんだろうなとか思ってたら聞いて驚け超モダーンなかっこいいのだったんだぜ!
鉄でもないのに思わず写真とりまくっちまった。
Skagen
さらにちっちゃい町でした(笑)というかまあ、目的は北端の海岸線なので、町はぶっちゃけどうでもいい。
駅で見かけた地図を思い出しつつ、なんとか顔を出してくれた太陽の位置を確認して方角を定めてとりあえず歩き出す。
勘だけで歩いて20分で海岸線発見! しかも先のほうには灯台が! きっとアレが北端なんだなと確信した上で更に歩く。うわー、オラ、ワクワクしてきたぞ!
丘っぽいのがあって上ってみたら海が見えた。けどそれよりも、足元が土でなく砂な事にびっくり。
だってここ、めっちゃ草生えてるよ!? 砂って草生えたっけ!?
でも、こっから見ると灯台は結構遠そうだ。歩いてはいけそうにないな……でも、何かでっかいモニュメントはあるから、とりあえずそこまでは行こう。
結局モニュメントまで来ておいらの北端への旅は終了。
でもなんかすごい満足感と達成感がある。
モニュメントに凭れて座って休息を取る。海がきれいだ。後で行ってみよう。
遠くから見て思ったとおり、海の水がめっちゃキレイ! 天気は曇りであんまりよくないけど、水がちゃんとペールグリーンだ!!
これでもう少しぬくくて手元に水着の準備があれば、着替えて思いっきり泳いだんだけどな……
ちなみに足だけつけてみたけどかーなり冷たかった。……やっぱ泳ぐのは無理だったかも。
港の磯臭さから予想はしてたけど、ちょろっと舐めてみた海水は結構普通にしょっぱかった。
Helsinborgで泳いだ時に感じた海水はすごく真水に近かったんだ。
薄味大好きな大阪人の感覚で「んー、あと塩一つまみ?」なレベルの薄さ。
海は海で同じはずなのに何が違うんだろう? 不思議だ。
この辺の家々は基本的に赤茶色の屋根、薄黄色の壁、白い窓で統一されてる。けどそれでもちゃんと個性を出してるのがすごいと思う。
窓越しに見せてくれる内装もオシャレだったり凝ってたり……ここいらに住んでる連中は金持ちばっかだと見た。
昼食時になって、辞書をコインロッカーに忘れてきたと気づく。なんてこったい! メニューが読めん!
とりあえずランチビュッフェを見つけたので事なきを得たけど……うーん、うっかりも大概にせんとね。
Frederikshavn-Sæby
Skagenから戻る電車で爆睡してしまった。うーん、やっぱ疲れてるなぁ。という事で、どうせ店も大して開いてないだろうからと見切りをつけてさっさと宿に向かう事にした。
市バスもまた何かと新しいというかキレイなんだな、これが。
車掌さんにちゃんとバスが目的地に止まることを確認して乗車。さて、到着までのんびりするぞ。
町を抜けてハイウェイに入ってしばらくしたところで、ちょっと小高い丘の斜面に羊の群れを発見……!
でもぼやんとしてたせいで写真撮り損ねた。きぃっ!
本当に町から一歩出ると丘陵地に森に放牧地に農耕地帯。うん、デンマークって田舎だ(笑)
デンマークのバスはアナウンスなしなので、ちょっと色々怖くて最寄よりはちょっと手前のSæby Busterminalで降りる事にした。
……のはええんやけど、バスのキオスクが開いてないという罠。
仕方がないので近所のホットドッグ屋のお姉ちゃんに宿までの道筋を聞く。
英語が不自由っぽかったけど何とかわかった。とりあえず、そこの分かれ道で右に進んで、何かを通り越した後に十字路があってそれを右に進めばいいらしい。
一応、バス停を確認する時にGoogleMapで地名はちらちら見てたんで何とかなるだろうと見切り発車することに。
見切り発車でぜんぜん到着できましたが何か。
まあ、レセプションが15時半まで開かないって罠にもちょっと困りましたがまあいいとしよう。
受付のおじいちゃんが背の高い髪と髭が真っ白なスレンダーさんでちょっぴり眼福。デン語訛の英語が楽しいです(笑)
ところで待ってる時に確認して気付いたんだが、ロンドンで買ったホステルカードが実は英国内限定カードでして、ちょっと金返せな気分に。仕方がないのでここでインターナショナルのカードを購入しなおしたんだが、70DKKって安くないですか? メールでは170DKKとか書いてた気がせんでもないんですが? あれ?
……ま、安い方が嬉しいし別にいいか。
部屋に入ってネットにつないだところで、FacebookチャットにIPCでおちょくり倒してた日本人の子がオンラインと知り、話しかけてみた。
結構みんなと仲良くしてた子なので、いろんな人のいろんな裏話聞いて楽しかった。
さて、そろそろシャワー浴びて晩ご飯食べに行こう。
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