2012-09-07

(悪名高い)チェコの外国人警察に行ってきました!


……ええ、もうね、見事にしてやられましたよ。
ただ、前情報よりは色々マシになってるようではありました。


まず時間ですが、閉館時間の15分前までに番号札を取ればいいので、明け方から並んで……なんて事をする必要はありません
ちなみに曜日によって、午後3時閉館の日と午後五時閉館の日があるので、必ず前もって閉館時間を確認してから行きましょう。
「勘違いして短い日なのに午後遅くに行っちゃった☆」なんて無駄足踏みかねません。
というかぶっちゃけ、開館時間の長い日を狙ってお昼以降に行けば、大して待つことなく手続きできます。
つっても1時間くらいは待ちましたがねー

さて、必要な書類はパスポート、保険証、あとは現地でカードに必要事項を書いておくだけ。
ちなみに書く内容は、氏名、性別、生年月日、国籍、チェコでの住所、世帯主(ホテルや寮なら建物の名前)……ぐらいだったはず。
あとは署名と署名した日付。
いい人に当たれば何事もなく登録が終わりますが、運が悪いと……うふふふふふふ。




ちなみにうちの場合、一回目に行ったのがプラハ入りした翌々日。(当日と翌日は半日以上かかったバス旅行の疲れで死んでたので)
一応午前中(10時半ごろかな?)に到着し、番号札をとって順番待ち。
一つのロビーで色んな手続きにきている人たちがごっちゃになって順番待ちしてるので、運が悪いと違う番号ばっか呼ばれることも普通にあります。
 で、長々と待ってからようやく番号が呼ばれたので入っていった部屋にいたのは白髪頭のおじさん。
とりあえず渡すものを先に渡してしまおうと思って一式を手渡したのですが。
「@&€+¥£$%#」
「ぱ、ぱるどん?」
「@&€+¥£$%#」
「ね、ねろずみーむ(わかりません)……」
インシュランス!
「!」
保険証を出し忘れてました(汗)
で、差し出したはいいものの、今度はおじさん、うちのパスポートをめくりまくる。
ビザならちゃんとくっついてるぞ? とか思ってたら、思いも寄らぬ方向からツッコミが入りました。
「チェコへの入国スタンプがない。どこにある。いつどうやって入国した」
……んなもんありませんってば。
なにしろうちはイギリスからバスできたんです。つまり陸路。
実際にはドイツからの入国だけど、国境でのチェックがないってのに、どうすりゃ入国スタンプもらえるんですか。
てなわけで、頑張ってみました。
「い、いえら せむ ず ろんどん。あうとぶす。Not from Japan. So that I have no stamp」
(ロンドンから来たんです。バスで。日本からじゃないです。なので入国スタンプはありません)
…………自画自賛だけど、頑張ったと思うんだ、うち。
でも結果ときたら。
「ネロズミーム(意味わかんね) チェコ語がわかる奴連れて来い」
で、渡した一式を押し返され、ついでに本人も部屋から押し出されました。

仕方ないんで部屋に戻り、速攻Facebookに書き込みました。
「チェコ語のヘルプ急募。できれば今日の午後中だけど無理なら明日で!」
幸い友人が翌日の午後でよければと連絡くれたので地味に安堵して、同じこと聞かれた時のためにとバスのチケットを探し出しました(うっかり捨ててなくてよかった)

で、翌日。
お昼すぎに到着した受付は、午後なせいかびっくりするくらい人影がまばら。
これはそう待たんでええかと思いきや、結局一時間待ち。
番号が呼ばれて入った部屋にいたのは、美人な若いおねーさんと熟女なおばさま。
友達と一緒に椅子に座り、今度こそ保険証も一緒に渡したところ……

何事もなく終わりました。あり?

ホテル名書くところに大学名を書いていたので(住居の提供者、とあったので、てっきり手配してくれた学校名書くのかと思ったんですよ)そこが指摘……されたらしいけど、友達がささっと書いてくれたので、本当にぽかんとしてる間に終わりました。
なんかもう、パニック起こして大騒ぎしたのがいっそ恥ずかしくなるくらい実にあっさり。
おかげさまで、友達と会えた嬉しさよりも、無駄足踏ませた事が申し訳なくて仕方がなかったくらい。
ともあれ、無事に手続きがすんだので、本当によかったです。

ちなみにパニックを起こしたのにも理由がありまして、この手続きをしなきゃならない期限ってのがあるんです。
EU圏内から来た人は一ヶ月以内ならOKなんですが、それ以外の国から来た人は、3営業日以内に手続きを済ませなければなりません。
ただしこの「3営業日」ってのがクセモノで、「入国した日を含めるのか否か」がはっきりしないんですよねー。
もし入国した日を含めない(=入国した翌日から数える)のであれば、うちが手続きした日がちょうど3営業日目なのでギリOKなんですが……もし入国したその日からという事なら、ぶっちゃけアウトです。
これがばれた場合、500コルンの罰金が科せられるわけですが、入国した日を聞かれもしなけりゃ何もなく終わったので、多分大丈夫だったんでしょう。

……ただねー、なんてーかねー、もし現地にチェコ人友達がいるのなら、無理を言ってでもついて来てもらうのが一番いい気がする。
何かあった時に通訳してもらえるってだけでなく、アチラさんに対する軽い脅し的な意味も含めて。
いざとなったら頼れる相手がいるんですよー。単なるアホな外国人じゃないんですよーとね。
まあ、噂によると基本的に歳行ってる人たちは社会主義時代引きずってるところがあるので横柄で融通が効かない事が多いっぽいです。
なのでできるだけ若い役人さんに当たる事を願いましょう。 にほんブログ村 海外生活ブログへ人気ブログランキングへ
記事の内容を気に入っていただけましたら、ぜひ呟いたりランキング協力してやってください。

0 件のコメント:

コメントを投稿