わーほりっく・らいふ！: Hostel Areál Hloubětínについて。

カレル大学付属(？)の語学学校、UJOPでは、2軒のホテル&ホステルを学生寮として斡旋しています。
その内のHotel Krystaについてはネット上にも情報があるのですが、もう1軒のHostel Areál Hloubětinについては、一切情報が提示されていません。
そのためKrystalの情報を信じて準備すると、ぶっちゃけ痛い目みます。
てか見ました。
ので、こちらにて色々情報公開しておきます。

1.情報どおりだったこと

トイレとシャワーが各部屋についている
冷蔵庫がある
インターネットが使える
バルコニーがついている
コインランドリーがある
レストランがある

そもそもUJOPで契約している棟はそれ用に綺麗にリフォームされてるらしく、部屋自体が狭いながらも綺麗です。ベッドの上には棚があり、ベッドサイドにも物を置くための小さな棚がありますし、机にはデスクランプも着いてます。
あとクローゼットもあります。中身空っぽでハンガーすらない＝自分で用意してネ♪状態ですが。
なのでトイレやシャワーも問題なし。ただし、トイレットペーパーはないので、自腹で購入必須（マジ）
また、部屋には冷蔵庫だけではなくシンクもありますし、食器や食料を収納するのだろう棚も、無駄にたっぷりあります。
インターネットについては、Wifiが有料にて使用できます。
1日、1週間、1ヶ月などのクーポンがありまして、これをレセプションで購入します。
パソコンなりタブレットなりスマホなりをWifiネットワークに接続してブラウザを立ち上げると「コードを入力してください」的画面になるので、購入したクーポンに記載されているコードを打ち込んでアクティベートすれば、問題なく使えるようになります。
ただし、このクーポンは端末一台のみ有効。
なのでもし、「タブレットとPCの両方でネットを使いたい！」というのであれば、2台分のクーポンを購入しなけりゃなりません。
また、ぶっちゃけ回線遅いです。てか重いです。特に夕方から夜にかけての学生たちが使ってる時間帯。
穴場の時間帯は平日の日中、学生たちが帰ってくるまでの時間帯ですねー。土日はちょっとアレですが。
……まあうちは、ファストフードやら市立図書館やらでフリーWifi使ってましたけどねー(笑)
バルコニーも、あるにはありますが、二部屋で一区切りな構造のため、お隣さんとの共同バルコニー状態です。なので外には物をあまり置けませんし、窓やドアは開けっ放しにするにはちょっとどころでなく度胸が必要。
コインランドリーについては、一応ちゃんと存在はするらしい、です。
らしい、というのは、うちは実際には使った事も見た事もないからです。
というのもですね、洗濯物が溜まってきたのでランドリーの場所を尋ねにレセプションに行った際、英語で話しかけてもまったく通じず、挙句「チェコ語かロシア語かイタリア語じゃないとわからないわ！」と突き放されたからです。
……チェコ語はわかる。ロシア語も事情は理解できる。だが何ゆえイタリア語。せめてドイツ語にしやがれ(怒)
で、一旦諦めたのですが、その翌日に同じ建物に住んでるクラスメイトに話を聞いてみました。
彼女曰く、4台ある内、マトモなのは1台だけ。
しかも故障してても、ホステル所有の洗濯機じゃないので(リースらしい)、いつ直るかもどうやればいいのかもホステル側ではわからんのだとか（えー）
ついでに乾燥機もないので、基本部屋干し。
これを聞いてうちは、友人宅の洗濯機を借りることにしました。恥とか外聞とか、そんなの気にしてちゃやってけません。割とマジで。ちなみに件のクラスメイトは、学校の先生にキチンとしたコインランドリーを教えてもらって、そこに定期的に洗濯しに行ってるそうです(汗)
最後のレストランについても、実際に使用した事がないのでなんとも言いがたく……
というのも、そこに繋がる通路がやたら暗くておどろおどろしていて、ぶっちゃけ行きたくなかったわけです。
あと、外から入るバーというかパブというかな店も地下にありますが、こっちもなんとなく以下略。
ルームメイトが一度夕方に利用したらしいですが、価格も味も悪くはなかったそうですよ？　ただ、彼女が二度目に利用した、って話も聞きませんでしたが。
なので夕食はともかく、朝昼ご飯を食べられるかは不明ですし、メニューや価格についても不明です……嗚呼役立たず。

2.前情報と違ってたこと

受信専門・インターコムな電話などない
ベッドのシーツはあるけれど、タオルは提供されない
平日の朝にゴミは回収してくれるけど、部屋の掃除はありません
各階に共同キッチン？　そんなもんぁないね
PCルームにTVルームだと……？　噂にも聞いた事ぁない

用途不明なスピーカーが部屋に取り付けられてはいましたが、これは多分緊急事態用とかで、連絡用とかじゃありません。
なので友達が遊びに来たーとか迎えに来たーって時は、レセプションから連絡をもらうのではなく、ケイタイなどに直接連絡を入れてもらう必要あり。
ベッドのシーツはちゃんとありますし、月に一回交換もしてくれます。ベッドメイクは自分でしなきゃですが、それぐらいは別に構わんでしょう。
問題はタオル。
うちはもともとイギリス旅行してからチェコ入りしたので旅行用のバスタオルを持っていたため助かりましたが、ルームメイトは与えられた情報を信じてタオルを持ってこなかったため、こっちで買う羽目になってました。しかも、タオルを買うまではベッドのシーツをタオルとして使わざるを得なかったという体たらく。(うちもタオルは1枚しか持って行ってなかったので貸せなかった)
タオルを買った日の、お風呂上りの彼女の歓喜は今でも鮮明に思い出せます(笑)
掃除については上記のとおり、毎朝掃除のおばさんが唐突にドアを開けてずかずか入ってきて、ゴミを回収して出て行きます。たまにちょっと早い目に来たりすると、登校準備中だったりして結構心臓に悪い。
せめてノックくらい、とか思うのは贅沢なのかなぁ？
で、うちにとって一番問題になったのがキッチンの不存在。
冷蔵庫があるのに電熱タイプのコンロもなければ電子レンジもないという状況に不安になり、出迎え＆荷物運びを手伝ってくれたチェコ人の友人に頼んでどこにキッチンがあるのかを聞いてもらったのですが……「このホステルにはキッチンないって。ホステル全体でもないらしいよ」
　寝　言　は　寝　て　か　ら　言　い　や　が　れ　こ　ん　ち　く　し　ょ　う　(怒)
いえね、世の中のホステルすべてにキッチンがあるわけじゃないのは経験から知ってますよ？
でもね、学生用にと契約したホステルで、しかも留学生を泊まらせるホステルでキッチンがないとかマジどうよ？
留学生＝お金持ちって図式はそれこそ必ずしも正しいわけじゃないんだぞ。うちみたいに、チェコの物価が安いからって理由で大してお金を貯めずに来ちゃってる子もいないわけじゃないんだぞ。
そういう連中にはキッチンの存在は結構真剣に生命線。自炊せんとやってけません。
実際、このホステルに住んでた2ヶ月は食費が笑えるくらい出ていった。付き合いもあったとはいえ、振り返ると真っ青になっちゃうくらい飛んでった。チェコなので日本円に直したら大した事ないかもですが、予算限られてる身にはマジシャレになりません。
そんなわけで、支払い済みの滞在費分滞在した後は即効引越しするべくがんばりまして、現在チェコ人とアパートシェアしています。
最後の項目については、今回この記事書くためにWeb上の情報を確認して初めて知ったってなレベルです。
あ、でも、なんかすんごい古臭いゲーセン的なものはレセプションの正面にあるので、興味ある人は行ってみるといいかも？

3.その他こまごま

他に、このホステルで暮らす上で知っておいた方がいい事など追記しておきます。

郵便物が届くとレセプション横の掲示板に名前の一覧が貼り出されるので、何か受け取る予定があるのであれば、こまめにチェックするといいかも。でも毎日きちんと更新されるわけじゃないので、急ぎの場合は夕方以降にレセプションに直接確認するのがいいかも。
エレベーターは超旧式で完全シングルタスクなので、一つの階しかボタンが押せないし、エレベーターを呼ぶ時も、うっかり動いている場合、目的階に着いた時点で呼び出しシグナル毎リセットされるため、何度か呼び出しかけなきゃならんかもです。

これ以外にも何か思い出したらまた随時追記していきますね。