ギリシャ問題以来、激しい円高が続いていましたが、うちみたく近々海外に出る事を考えている方は、外貨両替に勤しんでおられたのではないでしょうか?
うちも1月からの学費相当分の外貨をほぼ両替し終えた感じです!
ただこれ、海外に外貨のままで送金しようとすると、ちょっとばかり面倒な手続きが待ち構えてます。
そもそも日本国内にある銀行で、両替した外貨を外貨のまま扱う事ができる銀行はあまり多くありません。
うちが知っているのは、ぶっちゃけCitibankと新生銀行のみです。(もし他にご存知でしたら、ぜひ教えてください!)
どちらもオンラインやテレフォンバンキングなどで外貨を海外送金が可能な銀行ではあるのですが、先日問い合わせをしてうっかりすると恐ろしい事になりかねない事実を知ったので、覚え書きを兼ねて投稿です。
というのも、どちらの銀行も外貨の海外送金をオンラインや電話などで実行する場合は事前登録が必要なのですが、郵送での受付が可能なCitibankとは異なり、新生銀行は本人が一度窓口に出向いて外貨送金を行わない限り、海外送金先の銀行情報を受け付けてはもらえないんだとか。
つまり、今回うちがやったように、円高の時に外貨を溜め込んでおいて、渡航先で銀行口座を開いてそこに送金、という行為は、新生銀行では行えないのです!
しかもこの事前登録、必ず一度、実際に外貨送金を窓口で行った時にのみ受け付けるとの事なので、先もって口座登録だけしておく事もできないと言われました。
多分、その理由は不正な送金を防ぐためとかなのでしょう。
カスタマーサポートの方がおっしゃるには、例えば、留学・ワーホリ者本人が円で貯めたお金を家族の持つ新生銀行の口座に送金し、それを外貨に両替して送る、というのであれば、海外送金の手続きを口座の持ち主本人が行う事になるので問題はないが、既に外貨に変えてしまっているのであれば無理ですとの事。
しかも、長期渡航者は住民票を抜くケースがあり、口座維持のための代理人を立てる手続きなんてものがあるってのに、その代理人でさえも、外貨送金の手続きを代替して行う事はできないんだそうです。……ちょーうぜぇ……
幸いというか何というか、うちはFX口座にて両替をしており、新生銀行にはちゃんと外貨出金ができる事を確認するためだけにごくごく一部のユーロしか振り込んでいなかったため、残りはCitibankに振り込む予定です。
けれど、いると思うんです。ついうっかり先走って新生銀行で外貨両替をしてしまった方が。
そういった方は、ちょっと色々がんばる必要が出てくるのですが、海外にある送金専門銀行(NetellerやMoneybookersなど)に口座を開くのがいいでしょう。
その上で、出発までに外貨を移し、必要に応じて現地の銀行にて出金するのです。
若干手続きが煩雑になる上、手数料もかかってはきますが、せっかく外貨に両替したお金を円に両替しなおして家族の口座に移してからもう一回外貨に両替して送金、などという、銀行ばかりが美味しい手順を踏むくらいなら、多分こっちの方が色々とマシじゃないかと思います。
ただし、行き先がアメリカ、及びアメリカ領土の場合は、これらの送金口座を使用する事自体が法律違反のため、使用はできませんのでご注意ください。
ちなみに上記の送金用口座の開設方法については、既にネット上で詳細な説明がありますので、一度ぐーぐる先生に訊ねてみてください(笑)
大体が海外のカジノサイトへの送金目的のようですが、留学やワーホリといったきちんとした目的でももちろん使えますのでご安心くださいね!
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