2010-03-25

チップってどうやって払えばいいんだろう?

海外経験が少ない人から受ける質問の中でトップ5に入るのが、チップの払い方です。
これ、日本にはない習慣なんで、いつ、どのタイミングで、どれだけ払えばいいのかがわかりにくいんですよねー
ですが基本さえ掴めばそんなに難しいものじゃなかったりします。

そもそもチップってのは、サービスに対する感謝の気持ちを表すためのモノです。
感謝の気持ちをお金で、って言うとなんかこう、イヤーな気分になりはするのですが、やっぱりいいサービスをしてくれた人には言葉だけでなくモノでも返したくなるのが人情ではないでしょうか。
日本にも「こころづけ」ってありますよね。基本はあれと同じなのです。


一応レストランやタクシーでは、料金・代金の15%~20%と言われています。
計算方法は意外に単純で、(料金・代金×2)÷10としたものを上限と考えて、合計するとキリのいい金額を払えばいいでしょう。
たとえば32.86ドルが食事代なら、概算で32ドルに切り下げて×2で64ドルを割る事の10で6.4ドルを上限とします。
で、うちであれば、このパターンなら接客やサービスが普通だったら37ドル(内、4.14ドルがチップ)、とってもいい感じにサービスしてもらえた場合はちょっと張り込んで40ドル(7.14ドル)。
万が一にも何から何まで酷かった場合は33ドルしか払いません(14セント)

払い方については現金かクレジットカードかで大きく変わります。
簡単なのは、現金で支払う場合。
ひとまず、チップを含めてもお釣りが出るだろう金額(さっきの例であれば40ドルか50ドル)を店員さんに渡します。
そして返されたおつりから小額紙幣(1ドル札)と小銭を残し、大きなお札だけをお財布にしまって店を後にしましょう。残した分は店員さんが自動的にチップと判断するので、無理に返される事はありません(笑)
もちろん、豪気に「釣りは取ってくれ」 とか言って出て行くのも悪くはないですが、財布の中身との相談を忘れてしまうと後悔しかねないのでよう注意(笑)

クレジットカードの場合はちょっと面倒です。
支払い明細に自筆でサインする場合、料金欄の下にTip、Totalと書かれた空白の項目があるはずです。
ここまで書けば察しがつくと思いますが、これらの項目に直接、チップをいくら払うのか、チップを含めた合計金額がいくらになるのかを記入し、最後に所定の位置にサインをします。
ちなみにうちは算数がとっても苦手なせいで、いつもここに書き込む際に、実際のチップがいくらになるのかと合計金額-料金の暗算をしようとしてうんうん唸る破目にしょっちゅう陥ってます……
計算苦手な人は、ケータイ電話の電卓機能をぜひ有効活用しましょう!(笑)
カードリーダーにPIN番号を打ち込むケースはもう少し簡単で、金額を確認した後、Totalと言う文字とブランクが表示されたところでチップを含めた合計金額を直接入力し、最後にPINを入力すればOKです。
まあ、カードはヘタなところで使うのはちょっと怖いですし、うっかり数字を間違えて入力すると大変な事にもなるので、 50ドル程度であれば現金で支払った方がいいかもしれませんね。

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