で、あれこれ情報がまとまったので覚書。
……つっても、どれだけ役に立つのやら。
さて、基本的な情報はチェコ共和国大使館のサイトに掲載されてますが、箇条書きにすると以下のような感じです。
- ビザ申請用紙
- 証明写真サイズのカラー写真 2枚
- パスポートとパスポートの写真のあるページのコピー1枚
- 入学証明書
- クレジットカード
- 銀行の英文残高証明書(70万円以上)+そのチェコ語訳
- 住居が確保されている事の証明書
- 海外保険の保険証
- 無犯罪歴証明書(日本+直近3年で半年以上滞在した国のもの)
なにしろ一年前までデンマークに一年いちゃいましたからね……
おかげでいろいろ事が面倒になったわけですが、それについてはまた後程。
ええと、申請書からクレカまでは特に問題ないと思います。
面倒くさいのがその下からで、まず残高証明書。
このチェコ語訳は大使館から認証を受けている翻訳機関を通さなければなりません。
とは言え、日本国内のリストはきちんと大使館のサイトに載っているので、そこからコンタクトを取って見積もりを出してもらい、一番早くて安いところを選びました(ちなみに7000円かかりました)
住居が確保されている事の証明書は、ぶっちゃけチェコでホームレスはやめてくれって話じゃないかと。
ほんのちょっと、プラハに住んでる友人宅にホームステイでも……とか考えていたんだけど、そうするとその家の正式な持ち主(たとえば賃貸なら大家さん)のサインと公証が必要らしく、ひとまずは学校が提供してくれる宿に泊まる事にしました。
まあ、80日間2人部屋で750EURなら日本人的には高くはないですし。
海外保険の保険証は、ちょっと条件が面倒くさい(補償範囲の上限だとか、例外とかがあってはいけないなど)らしいので、これも学校が勧めてきたのをそのまま受け入れました。
手数料がかかりはするけれど、正直一度の支払いで全部片が付くのならそれでよしって事で。
まあ、更新の時(今回も1年行く予定なのですが、ビザが最長半年なので更新しなければならんのです)にはより条件のいい保険を探すつもりではいるのですが。
で、最後の無犯罪歴証明書。
まず日本のものですが、これは比較的簡単。
大阪府の場合だと、まず一度大阪府警の担当部署(Web)に電話をし、「チェコの長期滞在ビザを取得するのに必要なので発行してほしいのですが」と伝えます。
国によって取れる、取れないがあるらしく、一度確認が必要とのこと。
で、OKをもらったら大使館に「なぜ無犯罪歴証明書が必要なのかを説明するレター」を発行してもらうよう依頼します。
チェコの場合だと、
- 申請者の姓名と読み方
- どこの都道府県警に申請するのか
- パスポートの写真のあるページのコピー
- 120円切手を貼り、宛名を書いたA5サイズ以上の返信用封筒
で、大使館から送られてきたレターと身分証明書(免許書か住民票の写し)、あとパスポートを持って府警にGO!
該当部署にて指紋を採取され、 全国のデータベースをチェックされるそうです。
ちなみに受け取りまでは約10日。3月29日に行って4月9日から受け取り可だそうで。
……いや、なんていうか、昔から警察ものスキーなワタクシメはちょっと楽しい時間でしたが、まあそれは別の話ですね。
最後にコレを身分証明書と一緒に外務省大阪分室に持っていき、アポスティーユ認証を受ければ準備完了です。
このチェコ語訳は大使館でされるそうなので(何しろ開封厳禁)、実際の手続きまで大事に保管します。
で、うちにとっての最大難関だったのがデンマークでの犯罪証明。
いえ、振り返れば大して面倒はないのですが、情報がどこにも(日本語では)転がってなかったので、そういう面で苦労しました……
まず証明書自体の請求ですが、これはデンマーク警察に、
- パスポートの写真のページのスキャン
- 犯罪歴証明書がほしいです、と英語で書き、署名をしたもののスキャン
- 送り先住所
で、これに対するアポスティーユですが、ここがちょっと面倒だった。
まず、日本の大使館では対応してません。なのでデンマーク外務省に直接コンタクトして、情報をゲットしました。(Web)
- 証明書そのもの
- 返送用の封筒(送り先住所のみ記載)
- 手数料(普通郵便なら200DKK or 27EUR、書留なら275DKK or 37EUR)
ちなみに手数料は、本来は外務省の口座に振り込むのが望ましいらしいんですが、日本の口座から送るとなると手数料がばかにならない+Citibankの送金金額の下限が日本円1万円以上だったので、状況を伝えて相談した結果、現金直送でOKとなりました。
……この手数料振込の試行錯誤で費やした時間が実に口惜しい……
で、さらにこれをチェコ語に訳す必要があるのですが、デンマークの犯罪歴証明書は英語・独語・仏語・西語で書かれているものの、英語部分さえ訳されればいいそうです。
ちなみにここについてはこれから対応なので実費についてはまた後日。
これらがすべて揃えばようやく申請ができるわけです。
で、うちは今、デンマークからアポスティーユ対応を待っている真っ最中。
月末にはなんとかできたらいいなー……←
記事の内容を気に入っていただけましたら、ぜひ呟いたりランキング協力してやってください。
0 件のコメント:
コメントを投稿