2010-07-14

イギリスとデンマークの入国審査

とっても久しぶりの投稿になりますが、このところばたばたし通しだったので、落ち着いてブログ記事を書いてる暇がありませんでした。
Twitterではこまめに報告してましたし、タイトルからも読めるかと思うのですが、実はうち、7月1日に日本を脱出しまして、ロンドンでの1週間の観光を経て、現在デンマークのThe International People's Collegeにいます。
本当は事前準備などについても細かく投稿したかったんですけど、いざ出発が近づくと、出国の前日まで普通に働いていた事もあって本当に余裕がなくなり、Twitterでつぶやくくらいしかできませんでした。
そんなわけで、出国前に知った事などもまた改めて投稿しようと思うのですが、今回はとりあえず、入国審査でびっくりした事について書いてみようかと思います。

正直、これがはじめてのヨーロッパなので、イギリスとデンマークだけなのか、それとも他の国でもそうなのかは正直わかりません。
それでもぶっちゃけ、イギリスやデンマークでの入国審査や税関審査のあまりのあっけなさに、アメリカの厳しさがスタンダードになっているうちとしてはいっそ度肝を抜かれました。


アメリカ方面の入国審査書類といったら、個人情報や滞在先だけでなく過去の犯罪暦だとかビザ申請履歴だとかいった内容をあれこれと訊いてくる項目があるのに対し、イギリスの入国審査書類は個人情報と滞在先のみ書けばよく、更には税関の書類がない。
思わず「え?」と思って何度も入国書類をひっくり返したりもしたのですが、本当に、書類の表にだけ必要事項を書けばそれで終わりでした。
イギリスへの入国審査自体もとてもあっさりしたもので、おじいちゃんな審査官に「何しにきたの?」「いつ帰るの?」「日本やデンマークでは何を勉強するの」といった内容を訊かれておしまい。税関はそもそも開いてないっぽかった。

これだけでも驚きだってのに、まあ、イギリスからのフライト=EU圏内の移動だったというのもあって、デンマークでの入国審査はもうあっけないを通り越して何もない、ってくらいでした。
だってほら、普通学生ビザなんか持ってたりしたら、どこの学校に行くのかとか何を習うのかとかを事細かに訊かれそうなのに、しかもそれをしっかり覚悟してたってのに、パスポートを開いてスキャンして、イギリスでの入管のスタンプを見て、ビザをざっと眺めて、それで入国のスタンプ押して終わり。

いろいろ考えて準備してたってのに、質問なんか、一つもされませんでした。

……や、まあね、夜の11時着の飛行機だったからってのもあるかもしれんのですが、それでもあっけなさじゃない!?
きっと外国人だし、学生ビザなんか持ってるから時間取られるだろうと思って、いつもなら飛行機から降りるのは最後の方まで待つタイプなのに、すんごい急いで荷物を降ろして空港の中も競歩レベルのスピードで移動したんですよ?
特にコペンハーゲンでの宿泊予定地が、深夜12時までしかチェックインしてくれないという非情な場所だったので(予約した後になってレセプションが24時間開いてない事に気づいた)、本当に急いでたってのにこの体たらくってんですから、もうなんていうか、預けた荷物を待つ間中、ほけーっと放心してしまいました(苦笑)

日本から直接デンマークに来た人たちは手順が違うはずだと思うので、近いうちに同じ学校にいる日本人の人たちに軽くインタビューをした上で記事に起こしたいと思います。

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